ブラック企業のヤバすぎる実態とは?経験者30人に聞きました!

ブラック企業のヤバすぎる実態とは?経験者30人に聞きました!

ブラック企業のヤバすぎる実態とは?経験者30人に聞きました!

ブラック企業の実態はひどいものです。

 

労働者をゴミのように扱い、平気でサービス残業させて人の人生を台無しにする。

 

そんなブラック企業もSNSで悪い評判が立つことで人が入らなくなるので最近は減ってきてる傾向にありますが、まだ実際に存在してます。

 

 

今回はブラック企業の実態について、経験者30人に残業時間や人の入れ替わり状況などのブラックの状況を聞いてみました。

経験者30人に聞いたブラック企業の実態

ブラック企業例1 新入社員の合宿で軍隊訓練をさせられた小売業の例

職種 小売業
給料 年収350万
労働時間と休憩時間 8時間 1時間半休憩(実質1時間未満)
残業時間 1日10時間
勤続年数 3年
人の入れ替わり状況 現在半数は辞めている

 

ブラックな実態

私が働いている会社には新入社員の入社時に新入社員基礎訓練という名目の新入社員研修で3泊4日の合宿があり同期みんなで勉強会などを行います。

 

ネットの口コミにも上がっておりますがブラック研修というものが存在しております。

 

新入社員の基本的な知識を身につけたりチームワークや仲間意識を高めたりとする研修です。

 

 

初日は朝9時ごろから研修を始めて同期みんなでワイワイと勉強会などを行い楽しく過ごすことができ良かったのですが2日目からは朝5時半に起床し、6時に駐車場に集合してラジオ体操を行い朝ごはんを食べ勉強会を始めそこから深夜の1時までです。

 

チームプレーなのでテストに合格できなければグループ全員が残り終わらないのでその時間まで残りました。定時を超えた時間分の給料は研修期間中ですので残業代カットです。

 

 

3日目からは行動訓練です。

 

小売業にも関わら軍隊訓練で叫ばされたりわめかれたり怒鳴られたりと本当のブラック企業です。

 

 

この日も朝6時から開始して夜中の1時や2時まで行いました。

 

行進させられたり、軍歌を歌い、精神的な圧力をかけられたり、絶唱訓練などを行わさせられたりと訳のわからん事をさせられ、行進で手足がグループ全員が揃っていないと合格で上がらないので夜中の1時や2時まで行っていました。

 

 

その日は全員がお風呂に入ることを許されなかったので全員風呂に入らず就寝しました。

 

 

4日目も朝5時半起きの6時から開始です。

 

就寝時間3.4時間ほどしか寝れないです。

 

この研修の集大成として合宿の周りを走り声を出しながら行進してポイントを稼ぎチームプレーのそういうものが存在します。

 

それを行いゴールに着くと教官が良くやったと達成感を味わされるのだがそれが目的の合宿でのブラック行動訓練です。

 

 

その後は祝賀パーティなどを行い帰路に着きますがあまりにも酷い現状です。

 

店舗では上から30時間を超えるなと言われるのでそれ以降残業すると打刻をして働きサービス残業にさせられまた、休憩時間も1時間半ありますが実際には1時間も取れないです。

 

ノルマはありませんがかなりのブラック企業です。

 

 

ブラック企業例2 部署のトップが帰ってもいいと言うまで帰れないIT企業の例

職種 IT企業
給料 月収33万円 年収462万円
労働時間と休憩時間 午前9時から午後6時までの8時間、昼休憩1時間
残業時間 サービス残業1日7時間
勤続年数 1年
人の入れ替わり状況 月2人から3人が辞めて、その辞めた人員の2人から3人を補充です

 

ブラックな実態

就業規則は名ばかりで、出社時間9時からで退社時間までは決まっていませんでした。

 

その部署のトップから帰ってもいいと言われたら帰れるシステムでした。

 

 

私は営業をしていましたが、自分のデスクはなく、毎日違った席に座っていました。

 

それは、営業のアポイントをとる部署があって、アポがとれたらすぐに、営業先に派遣されるためでした。

 

 

自社の車はなく、個人の車を使ってはいけない決まりで、移動は電車とバスとタクシーでした。

 

ですので、一度外にでてしまうと、出先で待機が当たり前で会社には帰ることはありません。

 

 

近くにカフェとかがあればそこで時間をつぶしますが、営業先がない場合は、近くの駅かバス停に移動していました。

 

近くに駅があるとそこでも待機することも多かったのです。

 

そして、急に営業先が決まります。

 

 

たとえ、なん十キロと離れていても、公共交通機関を乗り継いで、最後はタクシーを使ってまでもして移動するのです。

 

普段の営業先は、昼間は仕事をしていますので、小規模の営業先が多かったせいか、決まって夜に営業が入ることが多かったのです。

 

ですので、その分がサービス残業となって、何時間も営業をすることになるのでした。

 

 

場所が遠いと公共交通機関も動いておらず、歩きかタクシーでの移動となります。

 

週休二日となっていますが、実績が悪いと休みの日も出社することもありました。

 

 

この会社には、飴とムチがあって、研修会の時は、その会社が入っている最上階にある高級中華店で、無料でご飯を食べさせてくれます。

 

また、営業の途中でも、ご飯に連れて行ってもらうこともありました。

 

しかし、それがあると余計に夜遅くまで働くことになるわけですからあまり喜べませんでした。

 

 

本当に辞める人が多い会社で実績が出ていても、無理やり仕事をしてたのかそうでした。

 

私も最終的には、うつ病になって会社を辞めることになりました。

 

 

会社の入り口までは足が動くのですが、会社の中には入れないという状態でした。

 

 

平均年齢が27歳くらいで、若い人が多い会社でした。

 

逆にそういう人でないと仕事ができないということだったと思います。

 

 

ブラック企業例3 宿題と言う名目で家でも仕事させられるIT企業(Web制作会社)の例

職種 IT系(Web制作会社)
給料 月収:3〜5万円(パート)、年収:48万円
労働時間と休憩時間 労働時間:社員は9〜18時(実態は24時過ぎても在宅で作業)、休憩時間:12−13時
残業時間 多い人では1日5〜6時間。サービス残業ではないが、持ち帰って作業する分は歩合制のため案件によっては割安になっていた。
勤続年数 1年
人の入れ替わり状況 2か月ごとに人がほぼ総入れ替わり。新人も2か月おきくらいに入ってくる。

 

ブラックな実態

通常の業務の他に、「宿題」が出て在宅で作業させられました。

 

在宅は歩合給になるため、完成させるまでにいくら時間が掛かっても加味されず損をすることが多かったです。

 

勤務時間外や休日にも平気で社長から打ち合わせの要求があり、拒むと「そんな働き方ではこちらの負担になる。こちらはいつ辞めてもらっても構わないんだ」などと言われました。

 

 

日頃から社長の暴言が酷く、言葉遣いも到底社会人のものとは思えないような汚いもので、「○○するな!」などと怒鳴られることも日常茶飯事でした。

 

社員同士の私語を禁止され、チャットやメールをするときも必ず社長を宛先に入れないといけないという決まりがあり、職場は常に暗い雰囲気でした。

 

新しい人が入ってもすぐ辞めてしまうので、常に人手不足でろくに説明も受けないまま大量の業務を押し付けられます。

 

 

社長の指示は曖昧な上、忘れっぽいので「言った言わない」で揉めることも多かったです。(揉めるというよりはもっと一方的なものでしたが)

 

 

私はパートで入りましたが、週3で家庭の事情を考慮という条件で入ったのに、「どうしてそれしか出れないの?そんな働き方だとこちらも負担なんだけど」と度々文句を言われました。

 

仕事もいい加減で、「クライアントにばれなければミスも無視して良い」と社長が明言しているような状態で、それに対して異議を唱える人があればもの凄い剣幕で怒られました。

 

 

「効率が大事なんだ!」というのが社長の主張でしたが、社長の監視や進捗確認という名の電話があまりにも頻繁に入り、かなり業務に支障をきたしていました。

 

社長は打ち合わせが大好きで、毎日スケジュール確認のためだけに打ち合わせ、勤怠処理をミスして修正依頼をすれば打ち合わせ、チャットやメールで1文で済むようなことを毎回「打ち合わせする」と言って電話を掛けてくる上、電話ではいつも怒り口調なので本当に迷惑でした。

 

 

また、事務手続きが遅く、保険加入の手続きを何か月も放置したり、書類一枚出すのに1カ月以上もかかったりしていました。

 

給与振込も給料日に振り込まれたことがありませんが、一度も「遅れる」というような連絡をもらったことがありません。

 

 

何度も退職者を見てきましたが、退職の意思を示すと途端に社長から無視されるとみんな口を揃えて言っていました。

 

私も退職を了承してもらった後は、こちらから連絡しても一切返信がなく無視されました。

 

 

ブラック企業例4 アミューズメントパーク

職種 アミューズメントパーク
給料 1ヶ月半で8万6千円
労働時間と休憩時間 朝9時〜夜10時(早い時)
残業時間 月で180時間
勤続年数 10ヶ月
人の入れ替わり状況 私のいる10ヶ月の間で6人辞めて1人病院に行きました。

 

ブラックな実態

合格した次の日に引越しをし部屋についた後、その会社の教育係である先輩にあたる人に「ここの保険ってどうやって入るんですか?」ときいたら「ここは自分達ではいるんだよ、私は仕事してるけど保険がここにはないからお父さんの扶養に入ってる」と言われました。

 

じゃあ給料は?と思い聞いてみると『1ヶ月半ごとにお金が振り込まれるけど…それもまちまちで一週間遅れたこともあるよ』と言われました。

 

 

私の次に入った人は『研修中』という言葉をいいように半年間つかわれ、同じ仕事をしているのにお給料は『研修中だから』という言葉だけでもらえず、前に働いていた仕事の貯金を切り崩しながら生きていました。

 

 

朝遅いからそれが一番いい事かなと思っていたのもつかの間、朝7時半に会社に集まり全員で掃除をします。

 

それから朝の朝礼が8時にあり昨日のやらかした事を蒸し返されます。

 

 

仕事が終わるたんびに「あそこはあれが悪かった、お前がああしたからだ」と全員の前で言われ先輩が去った後残りの人から怒鳴られます。

 

まるで大人のいじめが毎日誰かに起こっているかのようです。

 

 

仕事が終わっても帰りづらいし先輩が残っているのにお前は帰るのか?どういう神経してるんだと言われるので早く終わったとしても「何かすることはありますか?大丈夫ですか?」と聞いて仕事の手伝いをします。

 

効率のいい後輩でも理事の一声で次の日にはいなくなったりすることがあります。

 

 

その時は深夜2時に一斉にラインが回ってきて『あの子は最初からここにはいませんでした。明日からその子の話、いた事、一切しないように』というラインが来て背筋が凍りました。

 

そして次の日誰もその子の話をしませんでした。

 

 

寝れない、お金もらえない、精神的にくる。

 

なので私は半年でやめようと決めていたのですが一週間に2人は過呼吸になり私のいる間に6人は辞めてしまいやめるに辞めれず3ヶ月だけ長居をしてしまいました。

 

 

精神的にはまだ強い方と思っていた私でさえ仕事している期間だけで3回の過呼吸と手の震え、果てには生理が止まり病院に行ったところストレスで「女性ホルモンが止まってます。このままでは子供が産めませんよ。」

 

と言われてしまいました。

 

 

ブラック企業例5 12時間労働で月収13万、残業代なしのインテリア家具、雑貨販売の例

職種 インテリア家具、雑貨販売
給料 月収が手取りで13万円ほど 年収は200万円弱
労働時間と休憩時間 開店時間が午前10時で閉店時間が午後8時。その後閉店作業やなんやで10時くらいに。休憩時間はお昼に1時間ありましたが、残業代がほとんど付きませんでした。
残業時間 平均的に1〜2時間程。棚卸やセール前は終電までありました。
勤続年数 1年半
人の入れ替わり状況 店舗間での移動も多く、入れ替わりは多かったです。

店長や役職のある方は勤続年数も長いので辞めませんでしたが、新入社員やアルバイトで入ってきた若い子はわりと皆すぐに辞めてしまいました。

 

ブラックな実態

お店自体はとてもお洒落でスタイリッシュな感じでお客さんとして来店するぶんにはとても好印象でした。

 

しかし、実際に社員として就職してみると給与形態に問題があるように思いました。

 

 

基本給が少なかったのは事前にわかっていたことなのですが、残業代がほとんど付かないというのは後からわかったことです。

 

店長の指示で、まだ残業が残っているのにタイムカードを切らされたり、必要以上の残業を強いられたりがしょっちゅうありました。

 

セールや売り出し前は終電ギリギリまで残業というのが当たり前で、休みなく働いていたように思います。

 

 

仕事自体は嫌いではなく、大好きなインテリアや雑貨に囲まれて仕事が出来ていたのですが人間関係がとても憂鬱でした。

 

スタッフ同士はとても仲が良かったのですが店長や上層部の方のあたりが強かったように思います。

 

機嫌が悪いと部下にあたったり、売り上げが悪いと部下のせいにするなんてことが頻繁にありました。

 

 

スタッフ同士が話し合ってよく店長のご機嫌を伺っていたことを思い出します。

 

ミスをして怒られることは当たり前ですが、機嫌やなんかで怒ったり当たられることはとても憂鬱でした。

 

 

次第に大好きで就職したインテリアの仕事なのにだんだんと嫌になっていきました。

 

 

一番理不尽に叱られて記憶に残っているのは、『顔に愛想がないから人よりもう少し笑って』と言われたことと、『着ている服の胸元が空きすぎてだらしない』と言われたことです。

 

顔のことまで言われる筋合いはないと思いましたし、服装については初めて着用したものではなく何回も頻繁に着て行っていたものを今更注意されるといった感じでした。

 

 

こういった理不尽に叱られる回数が多くなり辞める方も多くなっていきました。

 

 

お給料も店長クラスの方は沢山いただいていたようですが、私たちスタッフはとても少なかったです。

 

上の人間が多く持っていき、下の人間はこき使われて安月給という形態は組織的なもので改善が見込めなさそうだったので退職という形になりました。

 

 

ブラック企業例6 サービス残業が多く、ノルマも厳しいエステの例

職種 エステ
給料 月収25万程(役職なしで)
労働時間と休憩時間 朝10時から夜は23時くらいまで。終電で帰るのがほとんど。休憩は予約がない時や、施術の合間の放置時間で。
残業時間 20時に店が閉まるので、それ以降はサービス残業。毎日3時間程。
勤続年数 2年程
人の入れ替わり状況 給料がいいのか、上の人はなかなか辞めません。若い新人スタッフがだいたい1年経たないうちに辞めます。

 

ブラックな実態

労働時間が明らかに長く、営業が終わってから毎日来店されてない方にテレアポをしなくてはならなかったです。

 

毎日ノルマがあり、今日は何件予約を取らないといけないなど。

 

一日の営業数字のノルマもあり、一日何十万単位でのノルマでした。

 

 

特に、部長が言うことは絶対で会議で決まったどんな理不尽な事もしなければなりません。

 

チームに別れて営業数字や施術などを数字化され、ランキングで最下位のチームが罰ゲームで、カラオケで出し物をするなどありました。(部長を楽します為の、接待のようなものです。)

 

 

数字が取れないと、他店に飛ばされることもありますし、たまに出張と言って、他店応援もありました。

 

基本前日に言われ、明日から○○何日間などと言われます。

 

 

一日の時は、新幹線の最終電車ぎりぎりまで働かされて、(営業は終わっていても、その店のテレアポをしないといけない)、終電で家に帰ります。

 

もちろん次の日が出勤日であれば、出勤です。

 

泊りで行くのもありますが、1週間もあれば、いきなり何か月間と言われて帰って来れないこともあります。

 

 

営業では、お試し価格で施術をしに来た人に勧誘を行っていくのですが、ねばってねばってなかなか帰しません。

 

断られても、一度店長の元に帰って値段を下げるようにとの指示や、まだねばるようになど指示があります。

 

店長も売り上げを上げないと、上に怒られて飛ばされたりもあるので必死です。

 

 

他にも、ジュエリーイベントというものがあり、お客さんをその日に集客してダイアモンドや宝石のネックレスやイヤリングを売ります。

 

たまに、あまりテレビにはでないけどまぁ知ってるかなくらいの芸能人も連れてきて、イベントを盛り上げます。

 

その日は、エステティシャンも制服ではなく、少し着飾って自分のものではないジュエリーをつけて、多少の軽食を出しておもてなしする形です。

 

 

要するに、エステの売り上げの数字をそのジュエリーイベントで取るといった形です。

 

体調や精神的にしんどくなり辞める人がほとんどでした。

 

結局会社も倒産しました。

 

 

ブラック企業例7 残業代なし休日出勤給料なし退職者に有給とらせないブライダルの例

職種 ブライダル
給料 月収 25万/年収 340万
労働時間と休憩時間 【就労規則上】通常勤務時間 10時-20時 土日祝 9時-20時 休憩時間2時間 年間休日106日【実質】通常勤務 9:30-22:00 土日祝最長 5:30-24:00 休憩時間30分弱
残業時間 月100時間以上が大半、2012年まではすべてサービス残業、労基より改善命令が入ったため2013年より残業代の支払いあり(残業時間は変わらず)
勤続年数 4年
人の入れ替わり状況 私が入社してから退職するまでの4年間の間に、全社員数50名程のうち半分以上が入れ替わっていました。

早ければ1〜2か月で退職。長くても5年までには退職というスタッフが多い印象です。幹部は起業してから変わりません。
新人は4月の新卒採用で10〜15名ほど入ってきますが1年後には3分の1以下しか残っていません。
中途採用は年1〜2名が不定期です。

 

ブラックな実態

ブライダル企業だったので、土日祝は結婚式の予約状況により出勤時間は異なりました。

 

それについては早朝や深夜になっても問題ないのですが、自分の仕事や打ち合わせが終わっていても、全員が終われる雰囲気になるまで帰ることができませんでした。

 

新店舗立ち上げの際には入社半年もたっていないにも関わらず、朝5:30に出勤して深夜3:00に還るような日が1週間続いたりもしました。

 

 

それに対する残業代などは「年俸」という名目で一切出ず、残業時間月平均100時間オーバーは当たり前、精神疾患や脳梗塞などで体調不良で退職するスタッフも複数名いました。

 

 

勤務していた4年間の間に、労働基準監督署から是正勧告や改善命令が2度入りましたが、その結果、知らない間に「年俸」から「月給」に代わっているなど、就労規則や給与規定が社員に知らされないまま変わっていました。

 

年2回、ボーナス支給前に役員面談があるのですが、その面談の最中にもかかわらず、「負け犬」などと暴言を吐かれたり、交際相手の有無や体形の変化についてなど、セクハラに当たるような話題も代表自ら口にしていたことに、今思うと寒気がします。

 

 

退職時も査定期末まできっちり仕事をしていたにも関わらず、ボーナスは半額に減俸。

 

退職の話をしてから実際に退職手続きが済むまで約1年もかかっています。

 

 

有休は1日も消化させてもらえませんでした。

 

辞める人間が有休を取る意味が分からない・今まで誰も取って辞めていないという理由からだそうです。

 

 

社員退職後もすぐに開放してもらうことができず、担当顧客の結婚式が終わるまでは契約スタッフとして無理やり残らされました。

 

契約スタッフとなってからは、1件の結婚式につき数万円の報酬しかなく、通勤に対する交通費(中部地方から関西へ転居申告済み)も出してもらえなかったので、自分への収入はほぼ0という状態でした。

 

 

休日出勤も当たり前で、それに対する代休や給与支払いはありません。

 

慶弔休暇も制度としてはあったものの、すべて申請させてもらえず欠勤扱いでした。

 

 

この環境に納得できず、労働基準監督署に内部告発したスタッフは退職に追い込まれています。

 

この会社で出世をしようとおもうと、代表や役員に対してyesマンに徹することが必須で、少しの反対意見を出そうものなら一般社員から昇給することもできません。

 

 

会社ホームページ上では、新卒受けがいいようにリクルートページも改訂されていますが、若手スタッフが多い企業特有のノリとテンションの高さで洗脳されているだけだと思います。

 

退職して5年ほどたちますが、今からでも労働基準監督署に訴えたいほど、怒りを覚えています。

 

 

ブラック企業例8 入社した社員5人全員が2か月以内に辞めた超過酷労働のホテル内レストランのウエイトレスの例

職種 ホテル内レストランのウエイトレス
給料 月収22万の年収264万円
労働時間と休憩時間 求人には11時から20時の休憩1時間と記載。実際は11時から業務が全て終わるまで。早くて21時に終わる事もありましたが、22時〜1時に終わることが多かったです。また休憩時間はお昼15分、夕方に15分でした。
残業時間 サービス残業月50時間〜100時間。夏休み等の長期休暇の時期は残業ばかりです。
勤続年数 2年6ヶ月
人の入れ替わり状況 2年6ヶ月の間で5人入社しましたが、全員退職しました。1番長くて2ヶ月、1番早くて1日でした。

 

ブラックな実態

休憩時間が15分を2回だけでもきつかったのですが、忙しい時期は取れないこともありました。

 

お弁当を温める時間すら勿体なかったです。

 

 

またトイレにも休憩時間以外には1回、2回しか行けず、女性には特に辛かったです。

 

その回数以上にトイレに行くと「何をしている。仕事をしろ。ふざけんな。」と部署宛に電話をかけられます。

 

 

またカフェラウンジ、宴会の配膳も行うのですが、1人で任されることも多く、その際はトイレにも行けません。

 

宴会前の時間潰しにカフェラウンジに50人程のお客様が一気に来ても1人でお水を出し、オーダーを聞き、ドリンクを作って出し、お会計まで行います。

 

 

うまく回らなければ怒られます。

 

スタッフがとにかく足りてないので、全て1人でやりきる位の気持ちで業務に取り組んでました。

 

 

宴会でもスタッフが足らず、1つの会場の片付けを行わないまま、別の会場の配膳に回ったりします。

 

片付けは全てお客様が帰って終わってからになるので、その場合は夜中まで作業が続きます。

 

洗い場のスタッフも1名しかいないので、次の日に使う食器やシルバーは全て手洗いし、拭き上げまでしてから、その日の業務が終われます。

 

 

またシフトは毎週金曜日か土曜日の夜に次の週のシフトが発表されますが、こちらから希望休を申し出ることが基本的に出来ないので、事前にプライベートの予定を組めません。

 

休みも月に5、6日でした。

 

発熱や怪我では休めず、インフルエンザにかかった際に会社に電話すると「仕方ないから休んでいいよ。早く治してください。」と言われ、代わりに他の休日が出勤となりました。

 

有給なども取らせてもらえません。

 

 

スタッフ同士の会話にもうるさく、業務的な会話以外は禁止で、会話時間が長いと部署に電話がかかってきて怒られます。

 

スタッフの行動は全てホテル内の監視カメラで監視されています。

 

 

人数が少しでも足りてると思えば別の作業に回されるので、常に1人でいっぱいいっぱいの業務を任されます。

 

 

私が退職する際はスムーズに退職できましたが、他のスタッフが退職する際は、辞める旨を伝えてから退職まで、何も業務を与えられず、挨拶も全て無視をされていました。

 

高校を出て初めて入社した会社だったので、ブラックな事に気付かず勤務してましたが、退職すると改めて酷い会社だなと実感します。

 

 

ブラック企業例9 サービス残業月100時間、繁忙期は休み月1、荷物破損や事故が自腹の引越業の例

職種 引越業
給料 26〜35万円 340万程度 固定給ではないので繁忙期とそうでない月で給料は大きく変わります。自腹弁済によっても月給は変わってきます。
労働時間と休憩時間 朝6時頃から夜8時までが通常の労働時間。引越内容によっては深夜もあり。休憩は各自の判断で行うので通常は決められた時間はありません。長距離の引越のときのみ3時間半以内に30分の休憩が決められていました。
残業時間 給料が発生する残業は月に10時間程度。サービス残業は月に100時間前後。
勤続年数 2年弱
人の入れ替わり状況 支店の適正人数が30人台半ばでした。トラックの数などからこの人数が決まりますが、毎月5,6人補充しないとこの人数が維持できないくらい入れ替わります。(バイト含む)

 

ブラックな実態

サービス残業に関しては、引越作業員の労働時間はトラックについているタコグラフで計算されます。

 

タコグラフの記載のある時間だけが労働時間としてカウントされるため、それ以外の時間はカウントされません。

 

朝の朝礼が6時10分頃から始まり、その後出発前のトラック整備やお客様の自宅の位置や引越先の確認、特殊な荷物があるのかどうかなどの確認をし、お客様の家に向かって出発します。

 

出発するまではタコグラフは動きませんので、出発前に行う作業はサービス残業と同じです。

 

 

引越を終えて支店に帰ってきますが、帰ってきた後はタコグラフは当然動いていません。

 

帰ってきた後に入金作業や手書きの日報記入とその内容をパソコンに入力する作業をします。

 

 

その間電話がなったら3コール以内にでないといけないというルールがあります。

 

そのため、たびたび作業が中断されます。

 

たとえ作業が早く終っても電話番をさせられます。

 

実際に帰れるのは夜8時ごろとなり、トラック降りてからその時間まではサービス残業となります。

 

 

労働時間に関しては、引越は繁忙期があります。

 

通常の月は先に書いたとおりですが、繁忙期では1日16時間以上が当たり前のようにあり18時間を越えることもあり休みも月1日になったりします。

 

繁忙期では長距離も多くなり日中の仕事をした後に長距離に行くこともよくあり、その長距離便を連続でさせられることもあるので数日家に帰れなくなり、その間トラックで寝ることもあります。

 

 

それだけ働いている状態で休みが月に1日になるので当然疲れがたまり居眠りで事故を起こす人もいます。

 

大変過酷です。

 

事故を起こしたり荷物を破損すれば自腹で弁済があります。

 

免責があるので上限は決まっていますが、実際には全額負担させる仕組みがあります。

 

 

まず、普通の荷物の破損の場合は免責の上限に達することはあまり無いため全額自腹が多いです。

 

上限を越えるのは事故を起こしたときが多いです。

 

事故によって発生した損害が多ければ上限を越え、それ以上は払わないでいいと最初に会社は言いますが、給料がランクによって決まりますので当然ランクが下げられ、給料が減ります。

 

 

自腹弁済ではなく給料の引き下げで結局全額負担されるどころか、それ以上になることさえあります。

 

 

さらに、上限までは自腹ですが一括でそれを払うことはできません。

 

会社が決めた金額で毎月少しずつしか弁済を認めず、弁済が終るまでは退職を禁止されます。

 

 

事故を起こすと安い給料で長く働かされます。

 

こうした内容から私が過去に働いていた会社はブラックだったと思います。

 

 

ブラック企業例10 毎日6時間のサービス残業を強要する飲食店の例

職種 飲食店
給料 その時の月収20万、年収280万
労働時間と休憩時間 8時間勤務、休憩1時間
残業時間 残業月5時間、サービス残業は1日あたり6時間
勤続年数 3年
人の入れ替わり状況 自分の時の新入社員は県で5,6人、1年以内に半分は辞めました。

 

ブラックな実態

毎日普通に8時間働いていたのですが、普通の勤務が終わった後、サービス残業を必ずさせられていました。

 

当たり前かのように次々と仕事をさせられました。

 

飲食店だったのでお店の人手不足もあり、お客様が落ち着くまでは永遠とお店に入らせられ、落ち着いたら今度は事務所での作業が待っていました。

 

パソコン業務は、時間外だと自分のIDは使ったらだめだと、その時間に勤務中の社員のIDを使わされ、業務をこなしていました。

 

 

飲食店にはクレームもしょっちゅうあり、商品の渡し忘れ等でお客様の家までお届けに伺ったりしていたのですが、時間外でも容赦なく行かされ、お客様に怒られて帰ることもよくありました。

 

お店に戻り帰る準備をしていると、まだ終わってないよと、今度は私の仕事のダメ出しをされ、やり直しさせられることもありなかなか帰らせてくれませんでした。

 

 

24時間営業だったのですが、お昼からその次の日の朝方まで働き、その3時間後のお昼時にまたお店に入らされることもあり、全然睡眠時間が取れないということもありました。

 

休憩時間も食べながら仕事をしていたので休憩できている気がしませんでした。

 

 

休みの日もお店から電話が鳴るのはしょっちゅうで、たまに出れない時は怒られました。

 

休みなのに休んだ気がしない、むしろ本来は休みの日も出てこいと言われ、事実上は私がいないことにしてサービス残業な感じで働かされました。

 

お店に行かなくていいちゃんとした休みは月に2、3日程度でした。

 

 

そんな働かされ方をしていたおかげで、生活リズムも最悪、食生活も最悪、睡眠時間もバラバラ、ストレスマックスで肌荒れが凄く、体重もかなり落ちてガリガリになっていました。

 

今でもその当時を思い出すともう二度とその会社で働きたくない、アルバイトでも無理だと思います。

 

 

当然楽しいこともたくさんありました。

 

嫌な上司との出会いもありましたが、私は人との出会いに恵まれていた方だったのでなんとか3年続いたのだと思います。

 

 

ちなみに寿退社しました。

 

福利厚生はとても充実している会社だったので辞めないで続けることを勧められましたが、子育てしながらこの会社で働くなんて考えられなかったのでお断りして退社しました。

 

以上です。

 

 

ブラック企業例11 事務所を閉めて残業ないように見せかけて家で仕事をさせる営業職の例

職種 営業職
給料 月収約25万 年収約300万
労働時間と休憩時間 8:30〜17:10 昼休み12:00〜13:00
残業時間 残業は20:00まで(事務所が閉まるので)。家に帰ってサービス残業が23:00頃まで
勤続年数 1年3か月
人の入れ替わり状況 私の同期入社の人たちは、3年で半分が辞めています。

 

ブラックな実態

私が働いた企業は、残業を減らそうという時代の流れに乗って20時で絶対に事務所を閉めるという決まりがありました。

 

しかし、一人ひとりの仕事量からすると到底20時では終わりませんので、自宅に仕事を持ち帰り、夜遅くまで仕事をします。

 

当然残業代は20時までの分しかでません。

 

 

営業職なので、遠出をすることもありますが、20時過ぎた後にお客さんと仕事をしても、それは残業代にもならず、終わって移動する時間も残業代には入りません。

 

ですので私たち営業職には、本当に割に合わない月収でした。

 

 

また、上司もとてもブラックな企業でした。

 

夜遅くまでの仕事を続けていたことがたたって、私は鬱とパニック障害という病気を患ってしまい、営業の仕事ができなくなりました。

 

 

上司は、「とりあえずまずはゆっくり休んで早く良くなってね」と、最初は優しい言葉をかけてくれていました。

 

そして通院をしたりすることも応援してくれていたのですが、なかなか治らない私を見て「少し長めに療養をとったら?」とのすすめで休職期間を1か月ほどいただきました。

 

 

その間も通院や投薬によって治療は続けていましたが、心の病気はなかなか治るものではありません。

 

 

1か月経っても治らない私を見て、上司が「一度面談をしよう」と提案してくれ、個室に行きました。

 

するとそこには、本社の人事課や営業のお偉いさんが並んでいました。

 

そして「君はここにいても仕事ができないし、違う場所があるかもしれないよ」というような主旨の話をしてきました。

 

 

会社側からはクビとは言えないのか、私から「辞めます」という言葉を言わせようと誘導尋問が続きました。

 

鬱で正しい判断もできない私はついに「辞めます」と言ってしまいました。

 

 

その後の人事課や営業のお偉いさんの晴れ晴れとした顔は今でも忘れられません。

 

そして仕事をやめて5年がたちますが、未だに病気は治っていません。

 

 

あの会社のせいで私の人生はくるってしまいました。

 

「残業はできるだけしない、社員を大事にする」と表向きには謳っていますが、実態は「残業代もつけない、社員に退職をせまる誘導尋問をする」最悪な会社でした。

 

 

ブラック企業例12 入退記録がなくて残業と言う概念がなく、1日12〜14時間労働の菓子製造業の例

職種 菓子製造業
給料 月収19万 年収228万
労働時間と休憩時間 労働時間12〜14時間程 休憩時間1.5時間(忙しい時は1時間の時もありました)
残業時間 出勤と退勤の時間を記録することがなかったので残業時間がどこからか分かりませんでした。残業代もありません。
勤続年数 4ヶ月
人の入れ替わり状況 毎年4月に新人を採用していました。それ以外の繁忙期は別の支店からヘルプを呼んでいました。

私も4月に新入社員として入りましたが、その時はベテラン3名だけで、
前の年の新入社員は数ヶ月でいなくなってしまったと聞きました。

 

ブラックな実態

洋菓子店で働いていました。

 

朝は6:30から仕事が始まり、朝食も従業員が揃って食べます。

 

店の開店に合わせて準備を行い、接客をしつつケーキや焼き菓子を作ります。

 

 

繁忙期以外は1日の売り上げは少なかったですが、ホテル用のクッキーを委託されていたり別の店舗で販売する焼き菓子を作ったりしていたので忙しかったです。

 

仕事は立ち仕事が基本で、座れるのはお昼休憩の1時間だけでした。

 

しかも、忙しい時は食事が済むとすぐに仕事に戻らなくてはいけませんでした。

 

 

19:00に店が閉まったあとに仕事場で立ったままお茶を飲んだり軽食を食べたりする時間があり、そのあとまた仕事が始まります。

 

1日にする作業を店長がホワイトボードに書くのですが、早い時間に残りの仕事が少なくなってくるとどんどん追加されてしまい、早く帰れそうな日でも、結局23:00くらいになっていることもありました。

 

 

定時、とか残業時間、と言う概念がないようで、タイムカード等で労働時間を管理することもなく、固定給以外に給与はなかったです。

 

一緒に働いていた社員さん達もあまり「早く帰りたい」という気持ちがなかったように感じます。

 

朝は起きたらすぐ仕事に行き、帰りも家に着いたらすぐお風呂に入って寝ると言う一日の繰り返しで自分の時間は一切ありませんでした。

 

 

男性が1人、女性が3人の職場でしたが、一番下の私が雑用をしなくてはならなかったので材料が届いた時などは、20kgの材料を何度も2階へ運ばなければならず、長時間労働に加え力仕事をする機会も多かったです。

 

そのため休日は月に7日ありましたが、とにかく疲れてしまって1日寝ているような状況でした。

 

 

洋菓子を作る仕事がしたくて店に就職する人たちは、給与をもらって働くのと同時に「お店のレシピを教えてもらい修行させてもらう」という感覚が近いような気がします。

 

いずれ店を持つためのステップアップとして割り切らないと体力面も収入面もとてもブラックだと感じてしまうことが多いように思います。

 

 

ブラック企業例13 1日12時間労働休憩ほぼなし、残業代なしの介護施設の例

職種 介護施設
給料 月収23万/年収300万
労働時間と休憩時間 労働時間・12時間/休憩時間・実質10分
残業時間 日によりますが3時間以上が平均です(サービス残業)
勤続年数 1年
人の入れ替わり状況 3か月に3人くらいは辞めます。新人が入ってくるのは4月で、数名入社します。

 

ブラックな実態

本来の勤務時間は(早番7:00-16:00/遅番10:00-19:00)なのですが、ほぼ毎日決められた勤務時間はオーバーしました。

 

介護施設であるため、利用者様の入浴の時間などに左右されるのですが、1人が何人入浴させなければいけないなど、朝の時点で決まっているので、それが終わるまでは帰れません。

 

次の時間帯の職員と交代するなどの体制もできていませんでした。

 

 

早番の日で早くて18時上がり、遅ければ7時に出勤して退勤が21時ということもありました。

 

 

残業代はありません。

 

基本給のみの支給です。

 

当時「固定残業代」という言葉もありませんでした。

 

 

基本的に、介助全般の業務がすべて終わってから記録を書くので、記録を書くのは退勤予定時間を過ぎてからでした。

 

勤務時間内に記録を書くことなど、一度もできませんでした。

 

 

また、問題があったのは昼休憩です。

 

食事を10分で取って、残りの50分は記録を書いたり、シーツ交換したり、食事の介助を手伝ったり…ほぼ休憩をする時間がありませんでした。

 

 

また、イベント(納涼祭など)があるときが大変で、準備で居残りしても残業代は出ませんでした。

 

「ボランティアでやっているのではない」と思いました。

 

 

「残業代が出ない」「仕事量が多すぎる」その旨を一番上の上司に訴えても、「そのぶん給料は支払っている」の一点張りでした。

 

結局1年ほどで退職しましたが、「もう君には何も期待しない」とまで言われ、とても腹が立ったのを覚えています。

 

「こちらこそ何も期待していません。辞めさせて頂きます」と言って、退職届を提出して1ヶ月で辞めました。

 

 

今となっては「期待なんかされても困るだけだったから、あのとき何も期待されなくて良かったな」と思っています。

 

そのような環境だからか、職員同士もギスギスしていて、居心地の悪い職場でした。

 

信頼できる人がほとんどいなく、その上での苦痛な業務(休憩ほぼなし)だったので、かなり体重が減り、体調も不安定になりました。

 

 

ブラック企業例14 仕事は過酷なのに安月給の介護職の例

職種 介護職
給料 月収15万 年収は約200万
労働時間と休憩時間 1日8時間労働プラス残業 休憩時間は取れないときもありました。普通なら1時間です
残業時間 仕事が終わっていなかったら残業していたので最高3時間くらい残業していた時もあります。サービス残業は大体1時間はしていました。
勤続年数 4年
人の入れ替わり状況 3ヶ月に1人は辞めてしまいました。すぐにやめる方もいました。新人はなかなか入ってこなかったです。人手不足な状態でした

 

ブラックな実態

1日にいないといけないスタッフの数がいないため、一人で一人が抱える仕事内容が大変なことがありました。

 

そのことが原因で私たち社員は残業やサービス残業をしなければなりませんでした。

 

 

やらなくてはいけない仕事も溜まった時は3時間くらいは残業していたと思います。

 

上司もわかっているのにも関わらず、指示を出すだけで介護の仕事に手を貸してくれたりしてくれませんでした。

 

 

毎日バタバタしてスタッフ内でも話す時間もなく申し送りなどがしっかりできないこともありました。

 

申し送りとは、高齢者の状態や日々の変化などの確認をすることなのですが、できないと事故にもつながることなので本当に良くない状況だったと感じます。

 

実際に高齢者が転倒したケースもありました。

 

 

スタッフの中ではベテランの人たちは文句を言いながら仕事をしていたので場の雰囲気も最悪なこともありました。

 

楽しく時間に余裕がある時があまりなかったと感じます。

 

 

休憩の時間は不満ばかり話す人が多く社員な私は何もその不満に対して聞くことしかできませんでした。

 

わたしから上司に伝えた事もありました、けれど話は右から左に流された感じで終わってしまいました。

 

 

こんな雰囲気のまま仕事をしていてわたしはストレスを感じる毎日でした。

 

介護の仕事自体は好きでしたが、仕事内容と時間などがあまりよろしくなかったので、ブラックな企業だなと感じてしまいました。

 

 

スタッフは何も申さずに次の日にこないという事もありましたし、気づいたら辞めていたという事もありました。

 

常に人手不足な状態で来て働いているスタッフには申し訳ないという思いもありました。

 

 

わたしは若かったので責任もある立場ではなかったけれど、社員だったので少し責任も感じていました。

 

責任者もあまり好かれる人でなく、スタッフとも気持ちはいつもバラバラだったように感じます。

 

バラバラな気持ちで仕事をやろうとは思いませんが、わたしはこんな人にはならないと心に誓って仕事をしていました。

 

 

ブラック企業例15 給料は上げずに仕事量だけ増やしてサービス残業させる学習塾の例

職種 学習塾
給料 月収約20万円 年収260万円
労働時間と休憩時間 通常 14時〜22時 休憩は適宜 繁茂期は9時〜23時で休憩なしの日もありました。
残業時間 勤務日のサービス残業 2時間
勤続年数 7年
人の入れ替わり状況 正社員50人ほどの中で、半年に2、3人辞めてはバイトから正社員にして補填するという状況でした。

 

ブラックな実態

基本的に、中小規模の学習塾はほとんどがブラック企業の様相を呈していると思いますが、そもそも勉強に困っているお子さんをどうにかして勉強させる、といった仕事なので、ある程度はお客様(お子さんだけでなくお子さんのご両親も)のニーズに対して、自分のプライベートを削ってでも真摯に対応していく必要があります。

 

その点では、学校の先生がプライベートを犠牲にしてまで生徒さんのお世話をするというのに似ているかなと思います。

 

 

ただし、学校の先生と異なるのは、決まった給料が保証されていないという点です。

 

私が勤めていた学習塾では、大手の塾が展開する以前は、それなりに生徒数も多く、企業的には成功していたのですが、最近は大手の学習塾があちこちに広く展開したり、また家庭教師派遣会社による個人指導塾や、予備校グループが経営するようなプロの家庭教師派遣、インターネット事業の配信など、さまざまな形の教育提供の競合企業が現れて、生徒さん確保の競争が激しくなってしまい、生徒数がなかなか確保しにくい状態となっていきました。

 

そんな中でも、より生徒を集めるために体験授業を多くやったり、添削サービス等を増やしたり、あるいは新しいパンフレットやちらしを作成しで、それをまきに行ったりなど、ただでさえ忙しいのに、余計な仕事がどんどん増えていって、勤務時間後のサービス残業どころか、1週間のうちに休める日がほぼ1日、そしてさらに1日以下となっていきました。

 

 

もちろん、それだけ業務が増えても給料は増えるどころか、一度は業績悪化・新規教室オープンの影響から、少し下げられたほどです。

 

それでも、社内で何か文句が出ると、上の人たちが「生徒が頑張っているんだから、私たちもそれに応えていかなければいけない」と言うような名目で、何の改革も行いませんでした。

 

 

そんなわけで、毎月のように何か体調不良や精神異常を抱える人が出てきて、どんどん辞めていく状態でした。

 

正社員募集の広告を出しても、もう入ってくる人があまりいない状態になってきているらしく、最近は大学生のアルバイトの子で就活に苦戦しているような人をスカウトして、どんどん正社員に登用しているらしいです。

 

 

ブラック企業例16 1日16時間労働で休憩20分、休みは月4日以下、倒れる人続出の飲食店の例

職種 小売業
給料 月収約20万円、年収約240万円
労働時間と休憩時間 16時間労働で20分休憩
残業時間 1日8時間以上
勤続年数 1年
人の入れ替わり状況 入社はほぼ新卒しかなく、毎月誰かが倒れたり辞めたりしていました。

 

ブラックな実態

基本シフト制でしたが、シフト体系は「オープンラスト」という開店準備から閉店処理の勤務体系しかありませんでした。

 

私の勤務していた店舗では毎日AM6時出勤のPM10時退社というものでしたが、休憩時間は10分が2回の計20分。

 

 

20分とは言え、休憩に入る前にエプロンや三角巾などを外して店舗でて、戻ってきた際もそれを身につけなければならないので実質の休憩時間は10分もありません。

 

トイレ休憩も自由にはいけませんし、店舗に自分ひとりだけになる、「ひとり営業」の時間帯も多くあるので、トイレに何時間も行くことができませんでした。

 

 

社員は必ず毎日5時間以上の残業をしていましたし、休みもかなり少なく、1か月の間に4日間あれば多いほうでした。

 

店長になると終電がなくなり何日も家に帰れない人も多く、近くのネットカフェに寝泊まりしている方もいました。

 

 

日頃の重労働のせいか突然出勤できなくなる方や、倒れてしまう方、寝坊などが多く、日々の店舗運営も予定通りいかないことが多かった為、常にイレギュラー対応が求められる現場だったので心労も絶えませんでした。

 

人手不足の為、力不足の方や入社して間もない方が店長やエリアマネジャーになるケースが多く、現場のスタッフはいつも振り回されていました。

 

オフィス店舗など、閉店時間が早い店舗に勤務されている方でも配属店舗の業務が終わった後に別の郊外店舗へヘルプとしてまわされることがほぼ毎日ありました。

 

 

店舗により調理器具の配置や操作方法、レジスターの扱い方なども大きく異なり、商品の配列も違うため、初めて足を運んだ店舗ですぐに仕事をはじめるのはとても難儀なことでした。

 

そして、きちんとした説明もないまま一人での営業を任されることもあるので、お客様に迷惑をかけてしまうことも多くあり、お店のイメージもネットなどで見る限り、あまり良いものではありませんでした。

 

もちろん、ヘルプ店舗までの交通費は支給されることはありませんし、その間の移動時間は休憩時間として扱われていました。

 

 

また多くの店舗にほとんど日本語が話せない外国人スタッフが大勢いたので、外国人スタッフとのコミュニケーションをとることが難しい中で、仕事を教えていかなくてはならず、とても大変でした。

 

 

ブラック企業例17 1日17時間労働、9時間サービス残業で月収22万の進学塾の例

職種 進学塾
給料 月収22万円。年収約288万円
労働時間と休憩時間 朝6時〜夜23時の17時間勤務。ただし就労規則上は13時〜22時(9時間拘束8時間労働)。休憩時間はなし
残業時間 朝6時〜13時までの7時間、及び、12時〜13時の昼時間(各校舎への移動時間)、及び、22時〜23時の1時間、計9時間がサービス残業。
勤続年数 1年
人の入れ替わり状況 1年で新人の離職率は80%。毎年約100人程度の新卒を採用。

 

ブラックな実態

朝5時に起き出社し、6時に会社に着くと、まず上司の机の整理や製版機の整備、床やトイレの掃除から始まる。

 

約2時間くらいで清掃作業等を終わらせ、授業の練習に入る。

 

家であらかじめ問題集と教科書を読み込み自分なりに構成した授業を、誰もいない教室で一人で大声を出して行わなければならない。

 

各教室に録画可能なビデオカメラがあるため、その内容は全国の上司が閲覧可能で、これをしていないとひどく叱責される。

 

 

昼頃に上司が出社し始めるとお茶出しと、上司が各教室に持っていくプリントなどの用意をする。

 

生徒の数通りにプリントを刷り、それを学年ごとにまとめる。

 

それが終わったら誰もいない教室に戻り、またひたすら授業の練習をする。

 

 

13時になると朝礼が始まる。

 

各教室であった出来事や生徒の成績を共有したり、課長の挨拶、教師としての心構えの講義があり、さらに新卒の社員が3〜5分のスピーチを行う。

 

おおよそ1時間にわたる。

 

 

この際、新卒のスピーチは挙手で早いもの順に充てられるが、自主的は挙手ではなく強制的な挙手となる。

 

手を挙げるのが遅いと「お前わざと遅く上げたな」と叱責される。

 

 

基本的に会社を褒めたり、授業であった問題点などを掲げたりと、向上心の見えるものでなければならない。

 

話す内容が何もなかった時も叱責の対象となる。

 

 

14時、朝礼が終わると各校舎に行く準備をし、校舎に向かう。

 

新卒は上司よりも早く出て校舎に付き、掃除やプリントの仕分け等の準備を行う。

 

 

17時より小学生の授業、19時より中学生の授業が始まり、間の休憩時間は一切ない。

 

22時まで通しで5時間の間授業を行う。

 

 

22時に授業が終わると生徒を見送り、22時30分頃より全教室の清掃に入る。

 

労働基準監督署に23時までの就労申請を出しているのか、23時までに掃除が終わらないと叱責を受ける。

 

 

その後、まだ校舎でやらなければならないことがある場合は、すべての電気を消し、ろうそくに火をともして作業を行う。

 

また、退塾した生徒が出た場合は、その後「退塾会議」と呼ばれる会議が近くの飲食店で行われる。

 

 

これは毎度あるわけではないが、行われる際は深夜3時までかかる。

 

内容は退塾した生徒・保護者の話のまとめ、原因の追究、今後退塾者が出ないようにするためにはどうすればいいかの対策などを話し合う。

 

4時ごろ帰宅をすると軽食を食べ、仮眠を取り、また5時になったら起床し、会社に向かう。

 

 

日曜月曜が休日となっているが、入塾説明会や、入試直前対策勉強会などがある日は日曜日は当然サービス出勤となる。

 

 

また、週に1度、生徒たちは小テストをするため、休日はその採点をしなければならない。

 

個人差はあるが、1000枚前後の小テストを採点しなければならないので、1枚2〜3分で休まず続けたとしても、30時間〜50時間の仕事量となる。

 

これも当然残業代などは出ない。

 

 

ブラック企業例18 サビ残100時間以上、社員はパワハラで育てる経営コンサルタント会社の例

職種 経営コンサルタント
給料 年収260万〜
労働時間と休憩時間 200時間以上
残業時間 サービス残業月100時間以上
勤続年数 3年
人の入れ替わり状況 一度の新入社員が40人はいってくるが、一年後残るのは4、5人

 

ブラックな実態

表は、「人を大切にする会社」「大切なのは人材」とうたっているが、入社すると、大切なのは人材であなた個人ではないといわれた。

 

初めの研修から、競争というか、物覚えが悪い社員等はどんどん切り捨てられる、(一日中ハンコを押すだけの作業をやらされるなど)

 

結局、本気で採用する気がないのに採用したということで裁判沙汰になっていました。

 

 

しかし、会社側は態度をあらためるつもりがなく、「それは一方的なものの見方」「入ってみればよい会社だとわかる」などと言っていた。

 

社内は一部だけが楽しそうで、ほとんどの人は、なにかにおびえているような表情で、電話対応接客マナーばかり気にしていた。

 

 

電話対応と接客マナー、ビジネスマナーだけ覚えて、仕事は自分で作り出せというスタイルで、とりあえず会社にあるよくわからんチラシを持っていろいろなところを飛び込み営業、名刺をもらってこいといわれたので頑張ってもらってきたら、100枚もらってこいといわれた。

 

がんばって100枚もらってきたが、今度は「100枚も名刺をもらうということは人としっかり会話が出来ていないという証拠だ」といわれた。

 

 

とにかく、新入社員や仕事のできない人に対しては、冷たい態度や馬鹿にした笑いが多かった。

 

次期社長はだれだれなど、派閥争いや将来のことを語ってもこの会社に愛社精神をもつ人材がどれだけ育つのかと思うと、馬鹿らしくなった。

 

 

暴力をふるったら、裁判で訴えてやると逆上した人は、「ふざけんじゃねえ」と怒鳴られその場で殴られていた。

 

その上司は、「部下は生かさず殺さず」と言っていたが、何を意味するのかはよくわからない。パワハラ以外のなにかなのだろうか?

 

 

本当は「デブ」というのはパワハラ発言に入るのだが、毎日何十回もデブといっていたし、それをとがめる人もいなかった。

 

言われる人も、慣れてしまったのか、笑ってるだけで、それがとても不気味に見えた。

 

 

人を管理する方法として、パワハラを用いるのだが、深い闇というか、パワハラしなければ数字がだせないので出世できない仕組みに悲しい気持ちになった。

 

 

ブラック企業例19 労働基準法が適用されず、1日6〜11時間残業する国家公務員の例

職種 国家公務員
給料 手取りで、月19万、年300万程度
労働時間と休憩時間 休憩時間は昼1時間。労働時間は8:30〜17:15だが、早くて23:00、遅くて翌4:00頃までの勤務が常態化。
残業時間 1日当たり6〜11時間。うち4〜8時間程度がサービス残業。
勤続年数 12年
人の入れ替わり状況 年15人程度の入れ替わり。総人数は変わらず。

 

ブラックな実態

国家公務員削減の流れにより、職員数が必要最低限の人数まで削られ、長時間の勤務が常態化しています。

 

夜は早くて23時、遅ければ翌朝未明までの勤務がほぼ1年を通じて行われています。

 

 

長時間の勤務となる理由は主に、国会対応と災害対応の2つ。

 

国会対応のため、未明3時に「○○の資料を作成し、10時までに提出せよ」といった業務上の命令が出されることもあります。

 

中には、「なぜ公務員はそんなに残業が多いのか、理由となる資料を明日10時までに提出せよ」といった指示もあり、国会議員の無理解が原因と言えるでしょう。

 

 

災害対応のための待機や連絡や現地派遣も、長時間勤務の原因です。

 

昨今の異常気象などで気象警報が発令され、3日間警報が解除されなかった場合、3連続の徹夜勤務が必要となります。

 

もはや交代する人員もおらず、班編成を見直す組織もないからです。

 

 

また、公務員なので労働基準法は適用されません。

 

つまりサービス残業であっても必要と認められる理由があれば違法とならない訳です。

 

 

具体的には、残業代として支給される予算の総額に限界があるので、どんなに残業の時間が長くても一人当たり月6万5千円程度しか支給されません。

 

それを超えた分は必然的にサービス残業扱いとなります。

 

 

先ほどの例で言えば、3連続の徹夜でも残業代は4時間分しか支給されないといった結果となりました。

 

 

人員不足は、無理な職務命令にもつながります。

 

人手不足なので、転勤して他へ移った職員を呼び戻して勤務させたり、病気休職中の職員を職場へ呼び付けることもあります。

 

その場合は必要な経費や給与も支給されず、つまり「病気休職するとただ働きを命じられる」といった結果となります。

 

 

そのせいか自殺者の割合も多く、「辞める」職員の2割は病死、7割は自殺。

 

ただし組織の対面を保つため、全て「自主退職」という言葉でまとめられ、隠されてしまうのが現状です。

 

 

勤務時間以外にも、クレーム対応もブラックの大きな要因でしょう。

 

公務員の立場として「苦情に反論してはいけない」のをいいことに、常習クレーマーから罵詈雑言の電話を毎日のように受け、仕事の邪魔をされる訳ですから、少しずつ精神をすり減らすこととなります。

 

 

ブラック企業例20 新人に一切仕事を教えないのに仕事しろと怒鳴る清掃業作業員の例

職種 清掃業作業員
給料 派遣社員のため時間給制。 時給1200円。
労働時間と休憩時間 AM8:00~PM8:00 昼休憩1時間 小休憩10分×2回 
残業時間 あらかじめ残業込みの時間が募集の時間でした。12時間拘束で、時給×時間での計算でした。
勤続年数 数日間
人の入れ替わり状況 製造補助という形態で、アルバイトや派遣社員を常に募集している状態でした。

自分も10日間で頭にきて辞めてしまいましたが、新しい人が入っても1週間もたたずに辞めてしまうようでした。

 

ブラックな実態

プラスティック製の容器を製造する工場に派遣社員として勤務しました。

 

勤務時間は、拘束12時間。

 

昼休憩と小休憩がありましたが、落ち着いて休めるような勤務形態とは言えませんでした。

 

 

勤務されてる人達の印象ですが、良く知りもしないのに言うのも悪いですが、あくまでも個人的な印象として、「意地の悪い」「素行の悪い」といったネガティブな印象でした。

 

 

工場の係長から、初日に言われました。

 

「うちの連中は、教えるのとか下手だから自分から覚えていってくれ」と。

 

 

いざ現場に入ると、まず誰も相手にしてくれません。

 

誰に声をかけたらいいものかもよくわかりませんでした。

 

つまりそういった指示すらまともにくれませんでした。

 

 

社員は交代勤務で組まれているようで、ある時間になると引継ぎで社員がごちゃ混ぜになって打ち合わせをしていました。

 

なおさら誰に仕事を教わればいいのかわかりませんでした。

 

 

とはいっても、仕事を教わらなきゃ働けないので、何となく雰囲気でリーダーっぽい方に、何をすればいいか自分から聞きに行きました。

 

 

するとその社員は、

 

「テキパキ働いてもらわなきゃ困るんだよ!」

 

いきなり強い口調で言ってきました。

 

 

そして機嫌悪そうに、他の社員に面倒見てもらってと突き放されて終わりです。

 

この時点で、自分も気分悪いですし、何やっていいのかまだわかっていません。

 

 

年配の社員が自分を見かけるなりいきなり、

 

「おい、おめぇよぉ!フラフラしてねぇで仕事しろよ!」と言ってきました。

 

 

『その仕事を誰も教えてくれねぇえんだよ…』

 

心の中でムカツキを抑えながら思ってました。

 

 

「その機械を見てろ!」

 

そう言われたので、

 

「何をチェックすればいいんですか?」

 

と、当たり前の質問をしたつもりだったんですが、「いいから見てろよ!つかえねぇなぁ!」と言われたとき、フッと頑張る気が失せました。

 

 

その時点で帰ろうかと思いましたが、10日間我慢した分は給料ほしかったので、明日は来ないと決めて時間が来るまで耐えていました。

 

 

終業時、派遣の人事責任者に電話して、何なんですかこの職場は!と、クレームを言いつけました。

 

「ああそうか。わかった。」

 

人事の担当は、まるで「またこのパターンか」というような気の抜けた返事でした。

 

 

大型の機械で、人間だって下手をすれば巻き込まれてしまうようなベルトコンベアーなど、大けがや死亡事故になりかねない環境なのに、教育ひとつロクにする気もないのに「ちゃんとやれ!」と怒鳴ってくる。

 

こんな職場にいたら大けがしてしまうという怖さがあったし、何よりも、全員じゃないでしょうが、働いてる社員が陰湿過ぎです。

 

誰もこんなところで働きたくないだろうし、だから時給だけは高かったんだなぁと納得しました。

 

 

ブラック企業例21 1日15時間労働、休憩15分程度の葬祭業の例

職種 葬祭業
給料 月収17万くらいで年収は200万超えるくらいです
労働時間と休憩時間 葬儀の形式によって違いますが朝六時半〜二十三時くらいまでの勤務で15時間くらいです。休憩は一時間となっていますが実質ラーメンを食べる15分くらいです。
残業時間 夕方五時退社となっていますが通夜が入ると10時ごろまでかかるので残業時間は4〜5時間程度です。月に7日ほど休みがあるので23×5で115時くらいでしょうか
勤続年数 4年
人の入れ替わり状況 一年に従業員の半分が入れ替わります。12人いたら6人はやめる感じです(やめるというか就業不能やメンタルがこわれ会社に出てこれなくなるので)

新人は求人をだしたら数人2〜3人くらいは入ってきます。

 

ブラックな実態

何しろ人がいないので何でもやらせられます。

 

ほかの式場は部門ごとにセレモニー担当や営業担当などわかれているのに(葬儀通夜 火葬場接客 生花スタンド盛りかご作成 配送や 互助会の勧誘やビラ配りなど スライドショーの作成 喪中礼状のさくせいなど) 

 

 

また休憩時間も1時間分時給も出ないのに食事をかっこむだけの時間で接客業なのに化粧をなおす時間もありません。

 

朝 火葬場に行く前に出棺経があると朝6時半くらいから出社し23時ごろやっと仕事が終わります。

 

あまりにブラックすぎて仕事中倒れてそのまま入院した人もいます。

 

 

また私たちの勤務していた時代より昔はタイムカードは押して帰宅したことになっているのに3日徹夜で霊柩車を運転して車の後ろのふたがあいたまま走行し棺が落ちそうになったことなどもあったそうです。

 

ブラックなのでどんどん人が入れ替わり生き残るのはヤンキーやちょっとかわったメンタルがおかしい人が必然と残ります。

 

新人が入ってきてもその人たちがブラックな勤務状態を新人に強要するのでメンタルが弱い人はすぐいなくなります。

 

 

またこのように慢性的に人がいないのでセレモニーの仕事も入社して1週間くらいで導師の椅子引きをやらされました。

 

じっくり新人に教えている暇がない感じです。

 

 

教えていなくてもできない仕事について叱責されたりすることが多くありました。

 

習っていないこともなぜわわからないんだと理不尽な言いがかりもおおかったです。

 

教えずに見て盗め。という感じでした。

 

寿司職人でもないのにおかしいですよね。

 

 

また上司が注文を受けた位牌の申込書をその辺に置いて(位牌の注文業務もありました)担当者にも頼まず仕上がり日にふらっときて頼んでもない仕事に位牌はできたかと聞いてきたのには驚きました。

 

位牌はお客様の大事なご注文された商品なのにその申し込み用紙をその辺において頼んだ気になっているという仕事態度にも驚きました。

 

またこのような細かい業務もセレモニーの仕事に追われる中こなすのででキャパオーバーでした。

 

 

ブラック企業例22 理不尽な叱責が多く、どんどん人が辞めていく販売業の例

職種 販売業
給料 月収20万円、年収240万円
労働時間と休憩時間 労働時間はお客様応対により変わりますが9時間半〜13時間、休憩時間は50分
残業時間 お客様応対により変わりますが1時間〜3時間程。応対後の後処理はサービス残業になり最低でも1時間。多い時は3時間程。
勤続年数 1年
人の入れ替わり状況 毎年新人が3人以上は入りますが、辞める人は4人はいます。私が入社した年は5人辞めました。

 

ブラックな実態

休憩時間は50分しかなく、オーバーしないようキッチリと監視されています(現在、休憩時間は1時間になっているそうです)。

 

お手洗いや水分補給でバックヤードに行った際に少しでも長くなると、インカムで呼び出されました。

 

忙しい時はお手洗いや水分補給をする事は許されませんでした。

 

 

定時はなぜか閉店時間の15分前でした。

 

お客様応対中は定時および閉店時間を過ぎても給料は発生しますが、お客様応対が終了するとその瞬間にタイムカードを切られ、後処理をする際の給料は発生しません。

 

 

私が勤めていた時は1週間に最低1回はミーティングがありましたが、ミーティング時ももちろんタイムカードを切られているので給料は発生しません。

 

なので、応対自体が20時に終わっていても、その時点でタイムカードを切られてミーティングで23時過ぎまでサービス残業ということがよくありました。

 

 

体調を崩した場合、基本的にインフルエンザ以外では出社を強制されました。

 

人手が足りないというのも大きく関わっていたと思います。

 

多くの場合は無理をしてでも出社を余儀なくさせられますが、無理をして出社をして、勤務中に体調を崩すと、それはそれで役職社員から「なぜ無理なのに出てきた?無理なら無理と言え」とかなり責められました。

 

 

また、土地柄もあるのでしょうが、無理難題を押し付けてくるお客様も多々おられました。

 

そのため、ベテランの先輩社員ですら手がかかっていたことが多かったですが、どんな理由があれ応対が長引くと、先輩社員から叱責されました。

 

理不尽な叱責が多く、それが原因で精神疾患を患って辞めていく新人社員も多かったそうです。

 

 

また、明らかにお客様が悪い場合でも社員、特に新人社員がフロアのトップの社員に責められ、業務終了後に役職社員に叱責をされました。

 

長い時は1時間から2時間程叱責をされた新人社員もいました。

 

 

売り上げの良い社員には役職社員もあたりが良く、些細なミスも見逃します。

 

しかし、売り上げの悪い社員にはあたりが強い上に、どんなに小さなミスも激しく叱責したり、理不尽な事で叱責をしたりと八つ当たりも激しかったです。

 

 

入社前に「ノルマ」は無いと聞いていましたが、実際に入社してみると店舗ごとのノルマはおろか、個人のノルマも存在しました。

 

「ノルマ」ではなく「目標」と言って誤魔化していました。

 

 

ブラック企業例23 2年以内の離職率90%の販売接客業の例

職種 販売接客業
給料 月収28万 年収400万
労働時間と休憩時間 基本8時間労働だが残業あり。休憩1時間(取れない時あり)
残業時間 全てサービス残業で、早出もあった。残業時間は3時間〜4時間
勤続年数 6年
人の入れ替わり状況 2〜3カ月に1人は辞めてる時期もありました。

私は新卒で入りましたが、2年経たないうちに、
20人くらいいた新卒は私ともう一人だけになり、
他は辞めていきました。
離職率90%です。

 

ブラックな実態

その企業はまず、とにかく拘束時間が長いです。

 

人員が足りないというのも一つの理由で、社員には早番、遅番という概念がなく、朝から晩までいなけれびいけない状態でした。

 

 

朝は早出があるときは、7時くらいに出社して、働きます。

 

商品の納品が朝にあるので、それをさばかなければいけません。

 

そして、昼間は販売業なので、店頭で販売、品だし、接客の仕事を行っていきます。

 

またパートやアルバイトへの指示だしや、クレームでの外出など。

 

 

そして、夜には発注業務、そして、売り場変更作業などなどの裏方の仕事があります。

 

お店は10時〜20時ですので、閉店してから裏方作業をすると帰るのは22時とか23時になります。

 

そして、翌朝も早いです。

 

 

一番残業したのは、朝から夜中の2時まで働いてて、翌日も普通に仕事だった時がありました。

 

そのときはさすがに倒れるかと思いました。

 

ほとんど1日仕事場にいるような状態です。

 

しかも、昼休憩もきちんとは取れず。

 

客に呼ばれたらいかないといけないので、カップラーメンがのびてしまったこともあります。

 

 

そして、休日も店は営業してるので、何かあったら連絡が入り電話で仕事をしなければなりませんし、メーカーの都合で休日にも出社することもありました。

 

休日といえば、まず有給はなぜか使わせてもらえないという風潮でしたので、使えませんでした。

 

風邪ひいても休めず、吐きながら仕事をします。

 

万が一どうしても休むときは自分の公休をズラして休むという徹底ぶりです。

 

病気ですら有給はダメでした。

 

 

そして、入社当初、配属店舗は通勤一時間以内の場所にするの規定がありながらも、結局私は2時間かけて出社しなければいけない店舗でした。

 

そして、店舗の異動も突然言われます。

 

転居の伴う異動を数日前に言われて急いで引っ越しをしなければいけなかったですし、同僚は一週間前に大阪へ引っ越しさせられました。

 

 

私も三日前に異動を言われて、引き継ぎもなかなかできないまま異動するという、人を人と思わないのかなというやり方も多くありました。

 

そういったことに耐えきれず結局退職という道を選びました。

 

 

ブラック企業例24 仕事がまったく終わらず、毎日4時間以上残業、休日サービス出勤の不動産の例

職種 不動産
給料 月収25万、年収350万ほど
労働時間と休憩時間 労働時間は基本朝9:00〜18:00まで、休憩時間は昼休憩が1時間自由な時間に取れます。
残業時間 残業は約4時間、その他にサービス残業が1〜3時間程度ありました。
勤続年数 5年
人の入れ替わり状況 在籍していた間でやめたのは部署内だけで約20人ほどいました。

新人は同じだけ入社してます。

 

ブラックな実態

前任者が退職するため入社しましたが、引継ぎ期間の1ヶ月のみ定時(9:00〜18:00)で、1時間の昼休憩も取れました。

 

1ヵ月後、前任者も退職したら仕事が全く終らず、終電近くまで毎日残って仕事をしていましたが、今考えれば引継ぎ期間中は前任者がほとんどの仕事を担っていたのだと知りました。

 

 

上司も「早く帰れよ〜」や「大丈夫か」とかいいますが、全く助けてくれる感じではありませんでした。

 

在籍していた部署は約12人ほど働いていましたが、当時の私ほどではないにしろ、皆毎日数時間の残業はこなしていました。

 

ちなみに他部署はほとんどが定時〜1時間以内には帰宅していた状況です。

 

 

始めの頃は仕事が追いつかずがむしゃらにこなしていました。

 

1〜2年ほど経つと月間の時間配分や仕事分配が出来る用になったはいいものの、それでも残業は2〜3時間は普通にあり、出勤日の夜は予定が入れられない状態でした。

 

 

昼休憩に関しては1時間も取れることはまれで、基本的には買ってきたお弁当をデスクの前で食べながら仕事をしていました。

 

1人につき3台の電話があったので、いつお客様や現場の人から連絡が来てもいいように、常に待機していました。

 

時には昼を食べないときもありました。

 

休日も会社支給の携帯電話があったのでいつでも出られるようにしていました。

 

 

どうしても仕事が終らず、休日出勤をするときもありましたが、もちろんこれは無給です。

 

朝は9時からでしたが、7時に出勤して業務開始することもありました。

 

理由はその時間だけが電話もならないし、チームメンバーから仕事のことで話しかけられることも無いので一番仕事がはかどったからです。

 

 

なお、一日に残業代が出るのが4時間分(夜の22時まで)だったので、それ以降はサービス残業となっていましたが、出退勤記録には夜中の0時を越えて帰宅したことなどはしっかり記録されています。

 

幸いにもチームメンバーが尊敬できる人が多く、5年も続けてこれたのだと思います。

 

ただし、チームのトップである上司がだめだめで、守ってくれることもせず、スタッフを増やすこともしてくれませんでした。

 

 

ブラック企業例25 パワハラ、セクハラ、モラハラのオンパレードな不動産営業の例

職種 不動産営業
給料 月収35万 年収450万
労働時間と休憩時間 労働時間9時〜21時 休憩時間20分
残業時間 残業時間という概念がなく、全てがサービス残業。
勤続年数 3年
人の入れ替わり状況 3年間で後輩が3人入り、3人辞めました。

 

ブラックな実態

パワハラ、セクハラ、モラハラのオンパレード。

 

本来、営業時間が19時までなのに、19時に帰ることは許されない。

 

最低でも21時。

 

店長は営業中に床屋に行ったり奥さんとランチ等好き放題。

 

 

冬にスタッフ満場一致で寒い日にエアコンの温度を上げたら『暑いだろ!ふざけんな!』と殴られる始末。

 

ただ暑がりなだけなのに。

 

逆に夏は冷房をガンガンつけてスタッフ全員上着を着ている始末。

 

 

週休1日、祝祭日なし。

 

もちろん、GW等長期休暇もなし。

 

有給もなし。

 

売り上げが立たない場合は月末周辺の休みもなくなることもしばしば。

 

 

休憩は昼食のみで、20分以上時間を使うと怒られる。

 

外食も不可で。

 

 

社用携帯を休日も所持が義務。

 

休日の着信に電話を取らないと翌日罵詈雑言の嵐。

 

 

年々売り上げが下がっているので、新しい集客方法等を提案すると『俺は今までこのやり方で食ってきたんだから間違いない。上のやり方に意見するな。』と、聞く耳持たず。

 

『どうしてもやりたいならお前の給料から経費を出せ』と見当違いの発言。

 

営業に来る業者や自分よりも立場が低いものを人として見ていなく、犬畜生と扱いが同じ。

 

 

社員のみならずバイトのスタッフのスケジュールも確認せず残業命令。

 

『給料出るんだから良いだろ』と良い事した気でいる。

 

 

気性が荒いのは良いとして、家庭内トラブルで不機嫌になったことを社内に持ち込み、ぶつける。

 

仕事についてたまに質問してくるが、同意を求めているだけで、自分の意見を言うと機嫌が悪くなる。

 

面倒なのでスタッフ全員同意する。

 

 

給料日に給料が入っていないことが良くある。

 

給料の計算も違う時がある。

 

たちが悪いのが、給料が多く振り込まれている事はなく、少ない間違いしかない。

 

確信犯だと思う。

 

 

お客さんも乗せるスタッフ全員使う営業車を私物化し、爆音でユーロビートやHip-Hop等を流していて、お客さんと乗る時に「そーゆー会社なんだ」と思われることを何とも思っていない。

 

もちろん店内も通常の会話が聞き取れないほど異常なほど爆音。

 

 

ブラック企業例26 人手不足で1日12時間労働休憩ほぼなしで月収15万の訪問介護事業の例

職種 訪問介護事業
給料 月収は15万円、年収は200万円程度でした。
労働時間と休憩時間 午前8時から午後8時までで、合間に合計して2時間ほど仕事をしていない時間もあるのですが高齢者の利用者の利用状況によって休憩時間がほぼないような状態になっていました。
残業時間 1軒あたり1時間程度で終了しなければいけなかったのですが、高齢者の都合や体調不良などで1時間では済まないこともあり、全体でサービス残業は2時間くらいあったと思います。
勤続年数 1年
人の入れ替わり状況 3か月程度で1人やめ、半年に1回未経験者の新人が入ってくる状況でした。

 

ブラックな実態

訪問介護事業所を運営するブラック企業には先に勤務していた人と私の身内と同級生であり、話をしていて私がかつて老人ホームで正規雇用として勤務していたことを知ったことから人手が足りないということですぐにでも働いてほしいといういわばスカウトのような形で誘いを受け、そのまま就職しました。

 

当時その訪問介護事業所では交通事故や体調不良などで勤務を休んでいる人が数名いて休んでいる人の代わりとして勤務しました。

 

 

ブラック企業だと思ったところについては、まずまともに研修もしない状態で本格的なホームヘルパーの勤務に入ったことです。

 

初日はさすがに利用者の自宅を覚えなければいけないことからベテラン職員と2人で訪問介護を行い、研修を受けていたのですが2日目からは人手不足ということで前日訪問した家で1人で仕事をするということになり研修は終了しました。

 

 

私はかつて老人ホームで勤務していたということで介護技術やある程度身についているのかもしれませんが訪問する利用者の自宅についてはまだ覚えていないところもあり、あいまいな状態で行ってました。

 

また利用者の中には暴言が多かったりあるいは家族の注文がうるさかったりするようなところもあるのですが、そのようなトラブルのある利用者についての情報も知らされていませんでした。

 

 

そのため勤務していて時々暴言を吐かれたり時には利用者の家族の分の家事もするといった状態になっていました。

 

そのため定められた時間以内に勤務が終了することはあまりなく、終了は早くて10分後、長い時では30分から1時間後になることもありました。

 

トラブルによる時間オーバーに関しては残業代などは一切支払わないということを前もって言われていたのですが、まだ就業2日目でほとんど情報のない利用者の家を訪問して時間以内に仕事をこなすのは無理なことだと思いました。

 

他の職員も残業代は一切支払われないのに時間を延長して利用者の介護をしていることがほとんどでした。

 

 

気づけば人手不足から10日間連続で勤務であったり、あるいは移動時間に余裕を持たずに仕事を入れるなど上司がかなり無理なシフトスケジュールを作ることが慢性化してこちらも体調を悪くしてしまったので退職を申し出ることにしました。

 

 

ブラック企業例27 嘘の求人で騙し、契約違反と称して2か月分の給与を未払いのままクビにする教材販売会社の営業の例

職種 名目上は「学歴・資格不問!悩める子どもたちのケア」でしたが、実際は、教材売りと営業でした。
給料 月収25万以上(未払い)ですが、支払われることはありませんでした。
労働時間と休憩時間 ほぼ、一日中。
残業時間 深夜遅くまでです。勿論、残業代は出ません。名目上は仕事は9:00〜17:00でしたが、朝は八時に出勤するのが常識とされ、夜はテレアポに失敗したら、個室で怒鳴り口調で説教され、テレアポに成功しても、ご家庭が契約をしてくれなかったら、契約までこぎつけろと言われ、「契約が出来るまで帰って来るな」と電話で言われました。
勤続年数 2ヶ月程度です。一方的に首を宣告されました。更に密室に連れ込まれ、この企業の名前を言わないこと、給与未払いに同意し、給与を認めないこと、労働基準監督署に相談に行ったら、家まで行くから覚悟せよと脅迫され、実際、指に朱肉をつけ、書類に同意した証拠とされました。
人の入れ替わり状況 私と一緒に30人程度が最初集まりましたが、20人以上は、研修中に来なくなりました。

周囲に1年以上従事した人はおらず、就労歴は1年未満の人が1人いただけで、継続して従事している人は居ませんでした。
毎週、週はじめに、何十人と研修に来ては、誰も応募して来ないという状況でした。
私と同じ研修を受けた人間も、実際の仕事がテレアポだと解ると、すぐに無断欠勤し、それ以後、その人たちを見ることはありませんでした。
最終的にテレアポ従事、営業までしたのは、仕事を無くしたばかりの私と、家族を持った、当時50代くらいの男性のみでした。
しかし、その男性も、テレアポ、営業を始め、2週間すると出勤しなくなりました。
最終的に私1人が残った状態です。
入れ替わりが激しいのは当然です。

 

ブラックな実態

研修中、やはり頭の良い人間は研修から姿を消していきました。

 

なんせ、研修内容は

 

「お金がたまってたまって仕方がない仕事だ。」
「その日に休んで海外旅行等も十分行ける。」
「こういう仕事をしていると、お金の感覚が麻痺してしまう。お金に困ることはない。」
「先日までとび職だった人間が、スーツを着て、金銭的にも余裕があり、家族も満足して喜んでいる。」

 

等、まったく胡散臭い空気をまき散らしていました。

 

 

実際、1週間の「研修」を終え、言われたことが、

 

「朝、7時には職場にいることが当たり前だ。」

 

と、言われました。

 

そして、物凄い厚さの住所録を渡され、更にテレアポのマニュアルが手渡されました。

 

マニュアル通りに電話しないと、後で上司に呼び出され、個室で厳しい口調で怒鳴り散らされます。

 

 

ですから、

 

「マニュアル以上のこと、具体的にはセンター試験の受け方、その大学の特色」等を電話で言うと、怒られました。

 

 

同僚は次々に辞めて行きましたが、仕事をしたいと願う私は耐えました。

 

母に苦労をかけたくない、安心させたい・・・。

 

 

更に、研修後は、車通勤を命令されました。

 

要は、自分の車でテレアポが成功した場合、営業に行くためです。

 

会社には専用の駐車場はありません。

 

 

私が「車をどこに止めたらいいのですか?」と聞くと、「自分で考えろ。」と言われました。

 

駐車場も月極めの所を自分で探し、自分でお金を払うのが当たり前だと言われました。

 

更に、遠方に営業に行くときのガソリン代も自腹です。

 

 

それに対し、疑問を抱いた若い女性が上司に「それはおかしい」と言いました。

 

そうすると、その上司は若い女性を激しく罵倒しました。

 

「求人誌にそこまで載せてないから、自分達が悪いんだ。」と言われては、言いかえす言葉もありません。

 

 

その女性は、怒鳴り続ける上司を睨みながら、不満をぶちまけていました。

 

その後、その若い女性はどこかに連れて行かれ、次の日から来なくなりました。

 

 

残ったのは、私と、50代くらいとみられる優しい男性だけでした。

 

勿論、お互いに「求人誌に騙された」というのは気付いてはいました。

 

 

しかし、辞めるわけにはいきません。

 

仕事内容が「子どもの悩みを聞く仕事」とあり、それは「子どもに教材を売りつけ、それが子どもを将来的に守ることに結びつく」という解釈をしなくてはいけないのです。

 

勿論、次の日からその仕事に行かずに、フェイドアウトする人が多いのは当たり前だと思います。

 

 

この仕事に応募し、研修後、2週間・・・残ったのは、私だけになりました。

 

もう一人の50代くらいの男性は、ある日から突然、来なくなりました。

 

残ったのは私だけ。

 

 

更に、気の毒に、毎週月曜日には、面接を受けに多数がオフィスに集まっていましたが、私が職務に就いてから、仕事に来る人はいませんでした。

 

当然ですよね・・・「子どもの悩みを聞いてあげる仕事」の実態は、高価な教材の売りつけ。

 

研修では、仕事内容のノウハウではなく、とにかく「お金がたまって、たまって笑いが止まらない仕事だ。」と言うのですから、継続してくる方がどうかしていたんです。

 

しかも、その教材は、カラーコピーをしたものをバインダーに挟んであるだけ・・・。

 

5教科購入したら、3年で100万を超える教材です。

 

 

教材も怪しい、職務も怪しい・・・。

 

会社名は沢山ある・・・。

 

 

そして毎朝、職場の祭壇にお祈りをする、そして、大声で今日の意気込みを一人一人言う・・・。

 

 

私も観念し、2か月で解雇になりました。

 

理由は、大学入試対策等、正しい情報を伝え、契約に違反したというものです。

 

 

そして、上記したように、給与は支払われることなく、残業代が出る訳でもなく、脅迫されて「クビ」でした。

 

私は世間の世知辛さを知った気持ちになり、その後、どの求人誌に対しても不信感を抱いてしまうようになりました。

 

 

ブラック企業例28 拘束時間18時間なのに給料は11時間分、週休1日、残業どれだけあっても月収10万の観光会社の例

職種 観光会社
給料 月収10万円、年収120万
労働時間と休憩時間 週休1日、実働8時間で休憩の規定はなしです。
残業時間 月によって違いがあり、ない月は10時間位 多い月は30時間を超える。
勤続年数 4年
人の入れ替わり状況 同じ部署で年に15人〜20人が辞めて20人くらいが入ってくる

 

ブラックな実態

観光業という職業柄、出社、退社時間は決まっておらず、その日ごとに変わります。

 

一番早い時は朝4時出社というのがあり、現地に行くのに1時間かかりますが、給料が発生するのは4時からです。

 

同日の退勤時間が夜10時で実働18時間ですが、お客様が自由行動している間の観光バスでの待機時間は実働にならないと言われ、この日の給料は11時間分です。

 

 

バスの配置場所が県外という事もあり、現地への交通が間に合わない時間だと前泊するのですが、自分の裁量で行動するようにという事で、宿泊代は自分持ち、前日に移動した拘束時間は休日扱いです。

 

当日の実働時間が6時間未満の扱いになれば宿泊代でほぼ赤字です。

 

 

お客様が全員揃うまでの乗車人数、名簿確認という業務もあったのですが、2時間位で終わる仕事で、「実働8時間を超える業務ではないので、通常の時給を支払う事はできない」と、なぜか500円の手当を付けてもらったのみでした。

 

 

観光シーズンは9月から11月あたりがメインで、この3カ月は週休もとる事ができなくなります。

 

代休につぐ代休で月曜日の休みを次の火曜日まで先延ばしにして13日間の業務です。

 

この間も、ほぼ毎日遅くても7時の出勤、帰宅が23時過ぎですが、給料明細には残業代は殆どなく10万円で働き続けました。

 

 

一番府に落ちなかったのは交通費です。

 

入社時は車で現地に行った際は、JRやバス代に相当する交通費を支払うという事だったのですが、「JRでも行ける時間なのに車を使っているのはおかしい」などの、よくわからない理由で、結局交通費(ガソリン代)が支給されないとこが度々ありました。

 

 

観光先で昼食や、泊りがけだと夕食、朝食がついているので、食費に困らなかったのが唯一の救いでしたが、忙しい月で、その分給料も良いはずの給料明細からは、必ず「会社においてある珈琲代、トイレットペーパー代」等が「雑費」として引かれていて、結局働いても上手く搾取される。

 

給料面が最もブラックな会社でした。

 

 

ブラック企業例29 毎日3〜5時間サービス残業、パワハラ、モラハラ、セクハラが横行する広告会社の例

職種 広告会社
給料 月収22万 年収264万
労働時間と休憩時間 8時間 休憩に昼1時間、15時から15分
残業時間 平均して1日3〜5時間残業でした。月に2、3回8時間残業があります。すべてサービス残業です。
勤続年数 1年半
人の入れ替わり状況 私が入社して退職するまでの一年半で15人以上が入れ替わりました。月1人くらいで、入社して数日で辞める人もいました。

 

ブラックな実態

やたら、残業の多い会社でした。

 

営業がとってきた求人をパソコンで広告にするのがおもな仕事で、締め切りがある仕事なのである程度は覚悟していましたが、残業がつかない事を後で知らされびっくりしました。

 

残業代が給料に含まれていると言われ、面接の時に確認した内容と全く違いました。

 

 

1、2時間ならともかく、毎日数時間の残業があり、締め切り日など、酷いと早朝の4時位まで働きました。

 

業務の改善を上司が掛け合っても、全く聞いてもらえず、よい人材は次々にやめていきました。

 

 

残るのは、ギャンブラーで借金がある人や、仕事をサボって他に押し付けるのが上手な人ばかりで社員もろくな人がいませんでした。

 

ボーナスも年2回のはずが一度もありませんでした。

 

 

他の社員も同じような感じで、小さな会社のワンマン社長で、誰も逆らう事ができず、当時20代そこそこだった私は、不満に思いながらも、周りに流されながら働く以外おもいつきませんでした。

 

日々怒鳴られたり頭を叩かれたり、パワハラ、モラハラ、セクハラが普通に行われていて、社長は公然と愛人を秘書として働かせていました。

 

 

仕事後、たまに近くのお寿司屋さんに連れて行ってくれたりしてたので、そのお金を少しでもボーナス支給してくれれば少しは気分も違ったと思います。

 

なぜか交通費(ガソリン代)に関しては、何の制限もなかった為、やたら高いガソリン代を領収書であげて、会社からちょろまかしてる社員もいました。

 

でも、それくらいしてもおかしくないくらい、むちゃくちゃにこき使われていたので、当然かもしれない…とも思えるほどでした。

 

 

一番きつかったのは、社長のワンマンさもですが、変な上司からの嫌がらせでした。

 

年はそれほど違いませんでしたが、仕事はできる人だったので、誰も彼を咎められませんでした。

 

 

自分のことを棚に上げて、人の身体的な欠点を延々とからかい、一緒に働いている人への感謝や敬意をまったく感じない人間でした。

 

自分の思い通りにならないと、すぐ怒鳴る、机や椅子を蹴る、私を含め女性社員にいやらしい事をいったり、体を触ってきたりもしました。

 

 

唯一社長だけが怖いらしく、社長のいる前ではおとなしい、とにかく何かが大きく欠落した人でした。

 

 

でも、今思うとそういう人を呼び寄せる会社だった気がします。

 

1年半で辞めましたが、次の会社が真っ当すぎて、びっくりするやら、ありがたいやらで、私自身も異常になってた事を思い知らされました。

 

 

ブラック企業例30 残業150時間で残業代なし、週休1日、休日も顧客対応ありの意味の分からない広告業の例

職種 広告業
給料 月収25万円 年収400万円
労働時間と休憩時間 正式な勤務時間は7時間 休憩1時間
残業時間 残業時間は150時間 
勤続年数 10年
人の入れ替わり状況 中途入社の人は3ヶ月に2人ずつほどのペースで入ってきます。

辞める人も同じくらいなので常に補充しているイメージです。
新卒採用もしていて50人ほど入ってきますが1年間残るのは10人ほどです。

 

ブラックな実態

勤務の拘束時間がとにかく長かったため辛かったです。

 

通常の勤務は9時から17時までですが、入社してからその範囲内で仕事を終えたことは一度もありあません。

 

 

会社もそもそも勤務時間内に仕事を終わらせる気はなく、既に所定の勤務時間を過ぎた19時からのミーティングと、朝も8時半からの朝礼が当然となっていました。

 

そのミーティングに出席する為の資料作りもしなければなりませんが、日中は営業時間ですので、社内資料の作成にまわす時間はありません。

 

自然と夜の作業になってしまい、まったく帰ることができませんでした。

 

 

そのミーティング自体も誰かをつるし上げにすることが目的ですので、常に誰かが怒鳴られている姿を見ているのは辛いものがありました。

 

だいたい怒鳴られるのは営業の成績が悪い時やミーティングでの資料に不備があった時ですので、みな資料作成には命をかけていました。

 

 

私もどうすれば怒鳴られないかを考えて懸命に言い訳を含んだ資料を作成し、誤字脱字や報告漏れがないかを何度も確認していました。

 

そんな作業を日を跨いでから行っていると本当に馬鹿らしいと思えます。

 

 

当然、それだけ働いても残業代はでません。

 

営業職は予め営業手当として若干の給与の上乗せはされていますが、ほんの僅かで、残業代に換算するとしても10時間程度の分しかでていません。

 

会社としてはそれでも出していると主張することができるので非常に都合の良いものでした。

 

 

その割には勤務時間はチェックしていて、22時以降の残業は禁止という建前になっていたので、全員タイムカードを押した後にも働いていました。

 

 

唯一まともだと思ったのは日曜祝日だけですが休みはもらえたことです。

 

土曜日は出勤日になっていましたし、有給も一切使えませんが、休日出勤だけはありませんでした。

 

 

といっても、それは会社に出勤しないだけで、個人では顧客の対応をしていますのであまり意味はありません。

 

むしろ勤務として認められていませんので交通費も自己負担になるなど、不利なことの方が多かったです。

まとめ

以上、ブラック企業の実態を30人に聞いた結果でした。

 

 

正直私が予想していたよりもあまりに異常すぎて反吐が出そうです。

 

こんなことが許されていいのかという怒りしかありません。

 

 

私もブラック企業に勤めていたことはありますが予想のはるか上を行くブラック企業がたくさんありました。

 

同時によくそんなひどい会社で1年以上働けるなとも思いました。

 

 

ブラック企業で働いてるとあたかもそれが当たり前のように感じてしまうというのはありがちですが、本来おかしいと思ったらすぐ辞めるべきです。

 

しかし一昔前までは会社を辞めるのは悪いこと、根性のないやつがやること、また転職が多いと就職に不利と言う風潮もあったため辞めにくかったんだと思います。

 

 

今の時代は違います。

 

すでに年功序列社会は崩壊してます。

 

 

転職したくなったら即転職が当たり前です。

 

ブラック企業に長く勤めることは自分の人生を無駄にするだけです。

 

 

今ブラック企業で働いてる人はどうか早いうちに退職の準備をして自分の人生を大切にしていただきたいと思います。

 

ブラック企業を辞める方法と使える退職理由